
先日、メーカーさんの商品研修を受けた際、
担当者さんからこんな言葉をお聞きしました
『2027年問題』
メーカーや流通業者、私たちリフォーム会社にとっても
戦々恐々となる問題なのです・・・
それは、まずひとつめ
【蛍光灯の2027年問題】
「水銀に関する水俣条約」が決定され、蛍光灯は2027年末までに製造・輸出入が禁止されます!
おそらく期限が近づく2027年には、
みんな一斉にLED化に動かざるを得なくなります
一斉に・・・ということは、LED照明の品切れが起こったり価格が高騰したりすることが考えられます。
さらに考えられるのは、電気工事士の不足が起こって工事がままならなくなる可能性もあります。
いわゆるLED化パニックが起きることが想定されるのです・・・
そして、ふたつめは
【エアコンの2027年問題】
家庭用エアコンには 「省エネ基準」が定められていて、
現在はその基準に達した商品も 達していない商品も販売可能になっています。
それが2027年以降、省エネ基準に達した商品のみが販売されるようになります・・・
つまり、現在市場に出回っている安い価格のスタンダードモデルは買うことができず、
それよりも価格の高い ハイスペックなエアコンのみが販売されることになります。
おそらく販売が終了する間際には スタンダードモデルのエアコンを求める
駆け込み需要が発生し、品切れや価格高騰まで考えられます・・・
『ぜひ今のうちに 早めのご対応をおすすめします』
蛍光灯については、できるだけお早めにLED化をすすめましょう!
LED化メリットとしては、
■消費電力が小さく電気代の節約に
■長寿命で交換頻度が少なく済む
■虫が寄って来にくい
■熱を持ちにくい
などメリットが多いので、ぜひお早めにお取替えを!
また、古いものを無理やり使っていくと、発火や感電といった重大事故につながる恐れがあるので
ランプだけではなく、照明器具ごと交換するのがおすすめです!
エアコンについては、まずはしっかり調べましょう!
安いエアコンが売ってるうちに買わなきゃ!と慌てて飛びついてしまったら
実はもう価格高騰した状態になっているかもしれないですし、
ハイスペックなエアコンのほうが省エネ性能が高く電気代が安く済むので
長い目で見ると 実は電気代を多く払っていた・・・なんてことにもなりかねません。
また、他のリフォームと合わせてエアコンを取り替えれば 国の補助金を受けることができたり、
お住まいの地方自治体によっては購入金額の補助を受けることができる場合もあります。
エアコンの価格だけではなく、省エネ性能と電気代、補助金など
トータルでどちらが良いかをしっかり見極めるようにしましょう!
