二間続きの純和室が明るいバリアフリー洋室に

プランニングのポイント

築年数経過による老朽化補修、さらに純和室のお部屋を車椅子でも行き来できるようなバリアフリーの洋室へと改修工事をさせていただきました。

床下の補修をしつつ天井・床の断熱材も入れなおしたり、サッシも取り替えて、断熱性能も高めました。工事前は和室と廊下の段差が85ｍｍありましたが、床のレベルを合わせて車椅子でも楽に出入りできるようフラットに改修しました。

二間続きの純和室でしたが、欄間を取り払ってほぼ天井まで開口する建具を設置し、２部屋つながって広々大空間として使えるようになりました。もちろん、建具を閉めれば　独立した２つのお部屋としても　来客時などシチュエーションに応じて使っていただけます。

仏壇のサイズを測って　ぴったり納まる仏壇用スペースを造作したり、ベッドから見るのにちょうどいい高さに合わせてテレビ台兼用の収納も造作しました。費用を抑えるため　既製品でまかなえる部分はできるだけ既製品に合わせたりと、室内のイメージをできるだけバラつかせず一体感が出るよう既製品と造作を組み合わせてまとめました。

シンプルナチュラルな内装で、より明るく快適なバリアフリーの洋室に仕上がりました。