ドッグランのあるアメリカンスタイルなおうち

プランニングのポイント

わんこ２頭・にゃんこ１匹と一緒に暮らしていらっしゃるお施主様、賃貸アパートでは手狭で　次の更新までに家を建てたいとご希望でした。わんこたちが元気に走り回れるようなドッグランのあるおうちをイメージされていましたので、ドッグランを作れるだけの広さのある土地を一緒に探させていただくところからのスタートとなりました。
外観のイメージがアメリカンカントリー風というご希望でしたので、平屋をベースにして吹き抜けの開放感たっぷりな三角屋根のおうちをご提案させていただきました。土管を埋めた小山をつくってアップダウンも楽しめたり、道路へ飛び出さないよう周囲をぐるっとフェンスで囲んで、安心してわんこたちを見守れるドッグランになっています。椅子やテーブルを置くのにも十分な広さのウッドデッキでは、わんこたちが元気に走り回る様子を眺めながら　ひなたぼっこをしたりお茶をしたりと贅沢な時間を過ごしていただけます。その脇には、どろんこになったわんこたちの足を洗えるような洗い出しの立水栓も設けています。
ウッドデッキへフラットで出ることができるリビングからは室内にいても外で遊ぶわんこたちを見守ることができます。リビングは吹き抜けになっていて広々と開放感たっぷりです。リビングから階段を登ると３畳ほどのロフトになっていて、少し独立した形のスペースになるので趣味を楽しんだり休憩したり、自由に使っていただけます。吹き抜けの梁はロフトから梁をつたってにゃんこが移動できるようにキャットウォーク仕様にもなっています。
玄関ドアからわんこたちが急に道路へ飛び出してしまわないよう、手前にスイングドアを設けました。同じく、キッチンへの入り口にもスイングドアを設置して、わんこたちの安全にも配慮しました。
リビングから冷蔵庫や家電などが見えないようにキッチンの脇には収納スペースを確保し、ごちゃごちゃしがちなキッチン周りの生活感も隠せるようにしました。キッチンからキッチン脇の収納スペースを通り抜けて洗面室にも出入りできるようになっています。キッチンを中心にリビング・水回りなど回遊動線で移動できるので、家事動線も短く動きやすくなっています。
自らわんこたちのトリミングやシャンプーもしたい、というご希望を叶える趣味のお部屋も設けました。作業中にわんこが不安にならないよう、趣味室とリビングの間には気配を感じられるように窓を設置しています。壁には　わんこたちの写真をもとに焼成してつくったエコカラットを貼ったり、わんこたちの写真・ポスターなどを飾っていけるようにピクチャーレールも取付しました。
わんこもにゃんこも家族みんなが快適で元気に暮らせるおうちです。